コラム

福岡証券取引所「FPM」開設

東京証券取引所における特定投資家向け市場であるTPM(TOKYO PRO Market)市場が最近非常に注目を集めていますが、2024年12月16日に福岡証券取引所が「福岡プロマーケット(FPM)」を開設すると発表しました。

「福岡プロマーケット(FPM)」の概要

「福岡プロマーケット(FPM)」は、既存の本則市場と新興市場「Q-Board」に続く3つ目の市場であり、TPMと同様に、上場する際に株主数や時価総額などの基準を設けない市場となります。

必要となる対応は、福岡証券取引所が公表しているガイドブックによると、TPMとあまり変わらないという印象です。

TPM同様、FPMも上場の形式基準も大幅に軽減されているにもかかわらず、上場企業として信用力向上等のメリットを活かして成長を加速させることが可能となります。

福岡証券取引所は「福岡プロマーケット(FPM)」という新市場の開設に先立ち、FPMへの上場審査などを手掛ける「F-Adviser」資格(「TPM(TOKYO PRO Market)」でいうところの「J-Adviser」資格)の申請を6月より受け付けています。

2024年5月20日の日本経済新聞の記事において、福岡証券取引所の長宣也理事長は「FPMは国内で最も上場しやすい市場になると考えており、ぜひ活用してほしい」と述べており、TPMと同様に上場企業としてのブランドを活用して成長を加速させたい企業にとっては非常に魅力的な市場になると想定されます。

上場準備の際は、内部統制構築や監査法人対応、開示期限に向けた決算早期化、IR資料の作成といった様々な対応が必要となります。

上場準備の段階では管理部の人員も十分ではないことが多いですが、採用を進めてから上場に向けた準備を進めるのでは、上場までに非常に時間を要してしまいますし、人材不足である昨今では適した人材の確保ができないことも多々あります。

弊事務所ではIPOコンサルティングサービスにより、上場準備に向けた様々なサポートを新たな人材採用コストよりも安いコストで行うことができます。

まだこれから始まる市場ですが、既にFPM上場を目指して準備を進めている企業もあり、弊事務所においても既にTPMだけでなくFPMへの上場を目指す企業に対してIPOコンサルティングサービスによるサポートも既にさせて頂いております。

上場を将来的に視野に入れている場合、早い段階から徐々に準備を始めている方がスムーズに進めることができますので、少しでも視野に入れている場合は一度弊事務所のIPOコンサルティングサービスへお気軽にご相談ください。

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